孤思庵の仏像ブログ

少し深くの 仏像愛好のブログ続けてます、オフ会に集ってます、貴方も如何?

Takさんの投稿 「身辺整理をしています」

Takさんの投稿  「身辺整理をしています」

本当に久し振りにお会いして嬉しかったです。お元気で何よりです。昨日からの身辺整理をしています。関連情報です。
 
文化審議会から国宝・重文新指定の答申がありました。
318日(月)に文化審議会にて、新年度の国宝・重文の指定答申があり、文化庁サイトに発表されました。
答申内容や解説をご確認ください。
なお東京国立博物館本館では、416日(火)から56日(月)の期間に「2019年新指定国宝・重要文化財」展が例年のように開催されます。
*仏像関係でいえば国宝:(従来の重文を国宝に)京都・安祥寺の五智如来坐像、(従来の重文を統合して)唐招提寺木彫像群、重文:江ノ島神社の弁財天坐像、朝光寺の千手観音立像(本堂安置)、新薬師寺地蔵菩薩立像、京都・光明寺金剛力士立像(仁王門安置)などが目に付きました。
*安祥寺・五智如来坐像は最近でも京都国立博物館には最低2体は常設展示状態でした。
*参考までに重文・絵画の部の「絹本着色春日鹿曼荼羅図」(奈良博)はいろいろな展覧会に出展されている白鹿を中心に描いた曼荼羅図でおなじみのものです。
追って、博物館や彫像関係の研究者等どなたかから新指定作例についての詳細を解説していただけるやもしれません。
 
「目の眼」誌No.511 4月号から
「ほっとけない仏たち」40-京都編では、上京区の「雨宝院・千手観音菩薩立像」を取り上げています。青木淳教授は、空海嵯峨天皇の御悩平癒のために一刀三礼して造立したと云われる霊験力の感じられる像との感想を述べています。雨宝院は「西陣」の街中でもあり染織・手織りの店が多く、「花の寺」でもあるそうです。
また、このコーナーの写真撮影を担当されている大屋孝雄氏の写真展が誌面後ろにTopicsとして紹介されていました。416日(火)~424日(水)馬喰町ART+ERT千代田区東神田アガタ竹澤ビル202) 120019004/22休館) 青木淳先生との座談会も予定されているようです。
 
元号改元を記念しての文化財公開について
このような節目の時節に合わせた各種行事も各地で企画されているようですが、以下もその一環のようです。
「阿倍文殊院秘仏十二天軸(室町時代)�段務�◆弩���鉧篦��首鞜�瘤臀杜㏄咯種咋昭�咋昭�鞜郛鹿齔瘤昭�昭�赱齠粛齒麗鴉瘡昭齔瘤�瘤臀杜㏄��跂洲肬銓∮蝴綺臼�頸Ь屋厩鹿齔瘤昭齔瘤��跂洲肬銓∮蝴綺臼�頸Ь年427日(土)~531日(金)阿部文殊院金閣浮御堂霊宝館
 
「これぞ黄金の国・日本 金屏風展―狩野派・長谷川派・琳派など―」
46日(土)~929日(日) 箱根・岡田美術館 会期中休館日ナシ
 岡田美術館サイト: https://www.okada-museum.com/ 
 
「日本刀の華・備前刀」と「国宝・曜変天目茶碗」の展示について
413日(土)~62日(日) 世田谷・静嘉堂文庫美術館
展覧会案内:  http://www.seikado.or.jp/exhibition/next.html (「国宝・曜変天目茶碗」も同時公開です)*
美術館サイト: http://www.seikado.or.jp/ 
 
曜変天目茶碗3件のこの時期の同時展示公開は、静嘉堂文庫美術館MIHO MUSEUM奈良国立博物館です。
静嘉堂文庫美術館413日~62日 上記展覧会にて公開)
MIHO MUSEUM321日~519日 「大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋」展)
奈良国立博物館413日~69日 「国宝の殿堂 藤田美術館」展)
3館を1日で拝観する方法を考えている方々がいらっしゃるそうです。
 
焼物ついでに「六古窯」(和のやきもの 瀬戸、常滑、越前、信楽丹波備前)展はどう?
46日(土)~69日(日) 出光美術館
美術館サイト: http://idemitsu-museum.or.jp/ 
展覧会の情報がまだ公表されていませんので、以下の説明で勘弁ください。
「素朴ながらも豪快で力強さを備える中世のやきもの。中世から現代にまでつづく瀬戸、常滑、越前、信楽丹波備前のやきものは六古窯(ろくこよう)と称され、日本的なやきものとして親しまれてきました。これら中世のやきものは、当時の人々の生活の必需品でしたが、後に茶の湯のうつわとしても注目されます。また唐物など舶来の文物に影響を受けながらも、各地で独自のスタイルを生みだしました。本展では青銅器、中国陶磁といった唐物などもあわせて展観しながら中世のやきものの魅力をご紹介します。」
 
数寄者の蒐集 「原三渓の美術」(横浜美術館
713日(土)~91日(日)横浜・みなとみらい・横浜美術館
 美術館サイト: https://yokohama.art.museum/ 
横浜の実業家・生糸商・原三渓の生誕150年の美術品コレクターとしての披歴。横浜・本牧の「三渓園」をご存知の方もいらっしゃるでしょう。国宝・孔雀明王像等。
 
「没後40年 バーナード・リーチ展」について
321日(木)~69日(日)
美術館サイト: https://www.asahibeer-oyamazaki.com/
画家を目指していたリーチは、日本で陶芸に出合い、その奥深さに魅了されます。また、民藝運動を提唱した柳宗悦や、のちに運動の担い手となる河井寬次郎、濱田庄司と交流を深めました。日本で作陶を学んだリーチは、濱田を伴い、イギリスのセント・アイヴスで困難の末に窯を築いて同地を拠点とします。以降もたびたび来日し、京都、益子 (ましこ ) (栃木県)などの窯を訪れて作陶を続け、日本やイギリス各地の伝統的な技法を自らの作品にとり入れて昇華させ、近代陶芸を代表する陶芸家となりました。
 
 
2019320日 AM1:00   Tak