孤思庵の仏像ブログ

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Takさんの投稿 奈良大学『阿修羅像を未来へ受け渡すために』 他

【Takさんの投稿です】

1923日・奈良大学『阿修羅像を未来へ受け渡すために』シンポジウムの聴講について
 
923日(土・祝)の奈良大学でのシンポジウムについて、ご連絡します。
 
 
 
2月の有楽町・朝日ホールでのシンポジウムには、私は残念ながら抽選に漏れ、聴講が出来なかったのですが、今回は聴講予約なしで無料ということもあって、聴講しました。
私にとっては新知見のことばかりでしたが、なかでも山崎隆之教授の講義は、新鮮でいて何か金子啓明先生と似通ったお話しで、得心しました。シンポ終了後は、多川貫首、辻明俊執事、金子啓明先生にお会いし、短時間でしたが挨拶・お話しを伺うことが出来ました。CT調査報告が中心ということで、スクリーンには画像・映像中心の進行でした。それでも得心できる、充実したシンポ内容でした。
 シンポ前の午前中の「大学博物館」での関係展示コーナーの見学とともに、ゆっくりと楽しめた一日でした。大学到着直後から帰りまでご一緒できた男性「中村さん」とも、お話しが出来て良かったです。
 
 
2926日(火)には奈良博・鈴木善博氏よりの「東大寺南大門仁王像」について:
鈴木先生の見解説明にも、興味を覚えました。私にとっての新知見は、仏師作者判断についての先生の観点でのお話しでした。
 
3929日(金)に別件で伺った「興福寺再金堂について」(小林裕子京都橘大学教授)について:
彼女のハキハキしたお元気なお話しとともに、整理された分かり易い説明も、大変参考になりました。これまで金子啓明先生などから聞き及んだ知識とは違った最新見解もあり、感銘を受けました。
 
3点をあわせて、私が得たこと概要を簡単に、後日機会があったらご報告をさせていただきたいと思います。
 
 
2017930日 1130  Tak